"Você é japonesa, né?"
「日本人ですよね?」
こんな風に、ポルトガル語の文の終わりの"né?"はネイティブもよく使いますが、日本語と使い方が似ているので日系人や日本人もよく使います。ところが日本語とまったく同じ感覚で使うとちょっと使いすぎで不自然に。
その理由を書きます。
ポルトガル語の"né?"の使い方
"Você gosta de chocolate, né?"
「チョコレートがお好きですよね?」
という風に使われる"né?"は"não é?"を短くした形です。一つの文の終わりにカンマを付けてその後に置かれます。
これはカンマ以前の文を確認をしたり同意を求めるときの「~ですよね?」という意味で、日本語の使い方と似ています。
でもポルトガル語と日本語では使い方は同じではないんです。
"né?" 使い方の違う点
ポルトガル語
- 相手に確認したいときや同意を求めるとき
日本語
- 相手に確認したいときや同意を求めるとき
- 自分で自分に確認したいとき
日本語では話し手が自分で自分に確認しながら話すときにも使います。
「私が小学校に入学したのは30年前でしたね。」
「明日持って行く書類はこれで全部ですね。」
日本語と同じ感覚で使うと不自然になる理由
ポルトガル語では相手に確認したり同意を求めるときに"né?"を使います。
これに加えて、自分で自分に確認する日本語の「ね」をポルトガル語に当てはめて使うと不自然です。
ポルトガル語の"né?"は相手に確認、同意を求めるときに使いましょう。
また、ネイティブは元の形のnão é?も使っています。né?だけでなく、não é?も使ってみましょう。
最後に
当たり前ですけど、ポルトガル語は日本語ではありません。無意識に使わないのが大事。少し気をつけるだけでより自然に使えるようになりますよ。
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