こんにちは。
日本人が苦手な「R」の発音は、単語のどこに位置するかで発音の仕方が変わります。
これから紹介するポルトガル語の「R」の発音のコツを知っておけば、自信を持って会話できるようになりますよ!最後におすすめ動画をご紹介します。
今回は、サンパウロの「R」の発音のコツについて書きます。
※ブラジル各地で発音が異なります。
ポルトガル語の「R」の発音
ポルトガル語の7つの「R」について書いていきます。
最初につく「R」
- Rato ネズミ
- Refrigenrante 炭酸飲料
- Roda 輪
「ハ行」の発音を喉でします。難しかったら、口の中できるだけ奥で「ハ行」を発音してみてください。
2つ続く「R」
- Terra
- Carro
- Morro
上と同じように「ハ行」の発音を喉でします。
「L」「S」「N」に続く「R」
- Bilro 糸巻き
- Israel イスラエル
- Honra 名誉
上と同じように「ハ行」の発音を喉でします。
最後につく「R」
- Amar 愛する
- Comer 食べる
- Sair 出る
例えば「Amar」。「アマール」と「アマー」の間のような感じで「R」は小さく発音します。「ル」とはっきり発音しません。早口になると省略されることもあります。
母音に挟まれる「R」
- Caro 高価な
- Pera 梨
- Parede 壁
日本語の「ラ行」より弱めに発音します。次の母音を意識して舌先で上顎をさっと撫でるだけにします。
「Caro」なら「カーロ」くらいです。
子音の前の「R」
- Caderno ノート
- Garfo フォーク
- Porta ドア
母音に挟まれる「R」より短く発音します。「R」の前にアクセントが来ることが多く、それに隠れるようにこっそりと。例えば「Caderno」だと「カデルノ」。
子音の後の「R」
- Brasil ブラジル
- Livro 本
- Praça 広場
「R」の次に来る母音の影響を受けると考えて、例えば「Brasil」は「ブラズィウ」ではなく「バラズィウ」。「Livro」だと「リヴォロ」。「Praça」「パラッサ」。
実際は「Bra」の「B」は破裂音で「a」を伴いませんから「Ba-ra バラ」ではありません。「Bra」は「バラ」と言っているのに気づかれないくらい素早く発音します。後の母音をはっきりと。
最後に
「R」には7つのタイプがありますが、発音の種類としては5つでそれぞれ違いがあります。
1.最初につく「R」
2.2つ繋がる「R」
3.「L」「S」「N」に続く「R」
喉または口の奥で「ハ行」の発音
4.最後につく「R」
「ル」とはっきり発音しない。省略することもアリ。
5.母音に挟まれる「R」
次に来る母音を意識する
6.子音の前の「R」
直前の音に隠れるように
7.子音の後の「R」
素早く。次の母音をはっきりと
全て日本語の「ラ行」ではっきり発音するのはNGです。コツを意識して練習してみてください。
発音についてのYoutubw動画を最後にご紹介します。見てみてくださいね!
発音は大事です。でも、そこにばかり囚われていないでどんどん話すようにしましょう。
画像
Susanne Jutzeler, suju-fotoによるPixabayからの画像
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