外国語で一所懸命に話している時、相手に聞き返されると余計に緊張して急にしどろもどろになってしまうことはありませんか?
私もしょっちゅうありましたし、というか今も時々あります。
なぜ私のポルトガル語が聞き返されていたのか。
- 聞き返される理由
- スムーズに会話するために
- 最後に
以上3つに分けて書きます。
聞き返される理由
声が小さいまたは早口
何が言いたいか分かりにくい
発音がはっきりしない
どれも外国語でなくても日本語でも言えることでですね。
以前は、自信がなくて緊張して、どうしてもうまく相手に言いたいことを伝えられていませんでした。
スムーズに会話するために
はっきりゆっくり
声が小さいとよく聞こえないから聞き返す。誰にでもあることで当たり前のことです。それなら大きい声で話せばオーケー。自信がないと声が小さくなりがちですから気をつけましょう。
早口も同じです。誰でも緊張すると早口になりがち。頭の中では言いたいことがちゃんとあるのに緊張して早口になるし、次の言葉が出てこなくて「あー」「んー」を連発してしまいます。
最初に結論
それから日本語でもだらだら長く話して結局何だったのか分からないことがありますね。
ポルトガル語では、文の始めに結論、その次に理由など説明をつなげます。この結論を簡潔にはっきり表さないと、伝わりにくくなります。
文法を完璧にしようとするより、何が言いたいのかをはっきりさせて、あとは短い文章を並べるだけの方がかえって分かりやすくなります。
私はこれに加えてポルトガル語の複雑な動詞の活用に気持ちが行ってしまい、相手にとっては結局何がいいたいのか分からない話し方になっていました。
発音
気になる発音。どうしても自信が持てないなんて人もいますね。
私もそうですけどどうしても訛りがあってネイティブと同じ発音ではないので、相手には自分が外国人だということはすぐに分かってしまいます。始めからネイティブ並みの発音は無理と開き直ることは大切ですが、発音のちょっとした違いで意味が変わって分かりにくくなることがあるので、そうしたポイントは抑えておきましょう。
最後に
頑張って話している途中で聞き返されると、自分のレベルが低いからでは、間違っているからでは、と思って怖くなる人がいると思います。でも、これは間違いです。
なぜなら聞き返しは「あなたの話を理解したい」というポジティブなメッセージだから。
意地悪されているわけではありません。単純に聞き取れなかったから、理解しにくかったから聞き返しているに過ぎません。自分からだって相手の言っていることが分からなかったらどんどん聞き返していいんです。
声の大きなブラジル人に負けないで、大きな声で伝えたいことだけを、聞き返されたときこそゆっくりと話すことが大切です。
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Photo by Mihai Surdu on Photo by Mihai Surdu on Unsplash
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