ポルトガル語のレッスンに通っていた頃、葡和辞典の使用は禁止、葡葡を少しなら許すと先生に言われました。
外国語を辞書を使わないで勉強する。当たり前に思っていたことの真逆です。でもやってみたら私にはこれが意外に良かったのです。どうしてでしょう。
- 辞書を使わないで勉強する方法
- 分からないものは放置でOK
- 最後に
以上の3つに分けて辞書を使わないで勉強する方法をご紹介します。
辞書を使わないで勉強する方法
短くて簡単なテキストにできるだけたくさん目を通す
日本語だって知らない単語はたくさんあるはず。外国語なら尚更で、勉強中なら当然です。
辞書を使わないで習得するには、短くて簡単なものにできるだけ多く触れること。「読む」というより「触れる」感覚です。日を変えて同じ文章に目を通すと、前回分からなかった単語が分かるようになっていることもよくあります。
最後まで読んでから全体の意味を考える
分からなくても止まらないで最後まで読みます。もし何について書かれているのかが最初にテーマが分かっていれば、内容が想像できてより理解しやすくなります。どうしても気になる単語には印をつけておきます。
ネイティブに聞く
分からないものはネイティブまたはポルトガル語の先生に聞きます。相手は必ずその言語で答えてくれる人にしましょう。日本語で答えてくれる親切な人はこの場合はNGで、ポルトガル語をポルトガル語で聞いてポルトガル語で教えてもらう、ということです。
これだけで会話の練習になります。声を出して質問して答えを聞くことで会話力は向上します。実は、私のポルトガル語の先生が私に辞書の使用を禁じた最大の目的がここにありました。
分からないものは放置でOK
どうしても分からないものはあります。必ずあります。でもそこで気にしないことが大切。ノートにメモして分かる日まで放っておきます。
最後に
この覚え方は子供が言葉を覚えていくのと同じやり方ではないでしょうか。
子供は言葉は何も知らないで生まれて、成長するにつれて言葉の数を増やしていきます。目にするものや耳に入るものを、その時々の状況の中から意味を探り結びつけ大人に聞いて覚えていきます。
私は辞書なしの勉強を、料理のレシピやポルトガル語教室のテキストを読むところから始めました。スーパーに行けば商品そのものと商品名がセットで置いてあります。町を歩けば多くのポルトガル語を目にします。
一つの意味を知るのに頭をすごく使うせいか定着します。時間がかかりますがやって良かったと思っています。
画像
Photo by Pisit Heng on Unsplash
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