こんにちは。
外国語の習得の上で避けて通れないリスニング。
とはいえ、できるだけたくさん聴いて耳を慣らしたくても、日本の普通の暮らしでその言語を日常的に聞くことはほとんどないのではないでしょうか。
今回は、私がやったポルトガル語のリスニング力を鍛える練習方法とコツを書いていきます。
ポルトガル語のリスニング力を伸ばす
人は聞いたことのないものは口にできません。リスニング力が上がればスピーキングの向上も期待できるので、ネイティブとのコミュニケーションが楽しくできるようになります。
だからたくさん聞くこと、よく聞くこと。この2つです。
練習に使うもの
使うのは、テキストについているCDでもYouTubeでもPodcastネットラジオでもなんでもいいと思います。ネイティブの発音が聞けて、気兼ねなく繰り返して聞けるもので、自分が興味の持てるものを見つけてください。
ノーマルスピードで聞く
目指すのはネイティブのスピードが聞き取れるようになること。
ゆっくりの時は分かるけどネイティブが話すスピードは聞き取れないということを避けるため、思い切っていきなりノーマルスピードで聞くのがコツです。
短いフレーズを聞く
とはいえノーマルスピードではなかなか聞き取れません。まずは短いフレーズで練習します。
- 短いフレーズを繰り返して聞く
- 短いフレーズをたくさん聞く
この2つを組み合わせます。
繰り返して聞く
この練習では、意味を理解することを目的にします。
聞くのは1フレーズだけ。聞きとれなかったり分からない言葉が出てくると思います。この練習では何度止めて何度繰り返して聞いても構いません。メモもどうぞしてください。1フレーズを納得できるまで聞きます。
最終的に何度聞いても分からなかったら、再生スピードを調整してゆっくり聞いてみてください。
たくさん聞く
この練習の目的は、フレーズ全体で大きく捉えて聞くことです。
意味が分かっても分からなくても、とにかくたくさん聞いていきます。
単語が聞き取れてもそこで止まって意味を考えないことが大切です。最後まで聞いてから止めて、何を言っていたかを思い出します。思い出せなくても構いません。メモをするのも最後まで聞いてから。そして次のフレーズを聞きます。これを繰り返します。
大切なのは、集中して聞くこと、単語で捉えようとしないこと、止まらないことです。
聞き流しはレベルが高いかも
外国語のリスニングの練習で、よく聞き流しがいいという話を目にします。
毎日その言語を聞き流していれば自然に話せるようになるといいますが、私は初心者にもそれが有効かという点ではちょっと私は懐疑的。
リスニングが苦手だったり初級でまだこれから覚えていこうとしている段階では、一日中聞いていてもそれはただの「音」にしかならなくて、意味を持った言語と捉えるのは難しいのではないのでしょうか。
でも、既ににベースとなる力がついている人なら、聞き流していればさらに力を伸ばしてくれると思います。リスニングにも慣れていて、その他の力もついてきた方は是非試してみてください。
最後に
私はCBNというブラジルのラジオを録音して練習しました。ポルトガル語のレッスンで使われていたというのが理由だったんですけど、ちょっと辛かったなと思います。
結果としてポルトガル語の耳が鍛えられたと思いますが、やっぱり外国語が楽しく聞けるものがいいですね。
リスニングは自分が聞いて理解したものが合っているかどうか自分では確かめにくくて心配になります。そんな時は、ネイティブに手伝ってもらったり、先生にチェックしてもらってください。
ちなみに、今回のリスニング練習でおすすめしないのは音楽を使うことです。
アクセントやイントネーションが会話のときとは違うし、歌詞を聞いて意味を理解するのは初級のうちは難しいと思うからです。
でも外国語で歌が歌えたらとっても楽しい!リスニングの勉強は置いておいて是非挑戦してみてください。私は音楽が大好きで、音楽もたくさん聞きました。
外国語の曲が歌えたらとても楽しいし勉強に興味も出てくるので、私の好きなブラジル音楽もこれから少しずつ紹介します。
画像
Photo by Alireza Attari on Unsplash
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