ポルトガル語の表現2 「Pão duro」

2020/01/26

ポルトガル語 表現

t f B! P L



こんにちは。


ポルトガル語の表現を紹介するシリーズ2回目は、「Pão duro」です。結構耳にする表現なので、覚えて使ってみてくださいね。

ポルトガル語の表現 「Pão duro」




これを直訳すると「固いパン」ですね。実際はどんな意味でしょうか。



pão duroの意味



「o pão」は男性名詞で「パン」のことです。

「duro」は形容詞で「固い」という意味です。



「pão duro」は直訳で「固いパン」ですが、ポルトガル語の表現では「ケチ」という意味です。


"O meu  pai é muito pão duro. Não compra nada para mim!"
(お父さんはひどいケチで、僕に何も買ってくれないんだ!)

とこんな風に使います。この時は「pão」の前に定冠詞の「o」は付けません。このまま覚えましょう。



pão duroの由来




昔、ホームレスをしていた貧しい男が「固いパン一切れでも構わないから」と通行人に食べ物を求めていました。ところがその男の死後、貯められた固くなったパンとともに不動産や銀行に資産が見つかりました。

自分の資産も、もらったパンさえ使わず貯めていたこの男はケチだった、というお話。



最後に




他にも「ケチ」を表す表現があります。また紹介しますね!




画像

Photo by Jude Infantini on Unsplash

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自己紹介

カエルです。

1995年末からサンパウロに住んでます。

細々とではありますが、ブラジルポルトガル語翻訳とポルトガル語音声起こしのお仕事をしています。

ツイッターではブラジルのニュースや日々のあれこれをつぶやいてます。

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