世の中が大変なことになってきました。長引く外出自粛でストレスがたまるこんな時、歌を歌って気持ちを切り替えたいですね。
そこでご紹介したいのは星野源さんとマルシアさんのこの曲です。
『うちで踊ろう』星野源×マルシア/-Versão em português.- 「Dentro da casa」 Márcia
オリジナルはこちら。
この曲に歌手のマルシアさんがポルトガル語で素敵な歌詞をつけてSNSにアップされて話題になりました。
新型コロナウイルスの感染拡大防止で自由に外出ができなくなりました。
皆さんの中にも収入が減った方、身近に症状が出たり亡くなった方がいる方、その他いろいろと苦しい状況に置かれてしまっている方がいらっしゃると思います。
この曲には、今はみんな辛いけどみんなで乗り越えようねというメッセージが込められています。
今回の記事ではポルトガル語で歌を歌う練習方法を紹介します。ポルトガル語で「Dentro da casa」を一緒に歌ってみましょう!
ポルトガル語で歌う 「Dentro da casa」
まずは、最初に紹介した動画、マルシアさんの「Dentro da casa」を聴いてみましょう。タイトルの「Dentro da casa」とは「家の中で」という意味です。
TwitterにもFacebookにもInstagramにもアップされていますが、おすすめはYouTubeです。理由は再生速度が変えられるから。
パソコンのブラウザなら右下の歯車マークが、スマホなら右上に縦に3つ並んだ点がありませんか?クリックしてみてください。
おすすめの練習方法
ポルトガル語の歌をいきなり歌うのは難しいですね。そこで練習方法を以下の4つの段階に分けました。
- メロディを聞いて覚える
- 聞こえたポルトガル語を入れてみる
- 歌詞を見ながら歌う
- 苦手なところはゆっくりピンポイントで
やってはいけないのが、ポルトガル語にカタカナを振って読みながら歌うこと。
これをやると発音が不自然になるし、リズムにのれずうまく歌えません。
それでは一緒に練習しましょう!
ポルトガル語の歌を聞く
手拍子でリズムをとりながら繰り返して聞いて、まずはメロディを覚えます。今はポルトガル語は気にしなくて大丈夫。鼻歌で楽に歌えるように何度も聞いてください。
メロディを覚えましたか?リズムもつかめましたか?ここにポルトガル語をのせていきます。
それでは次に進みます!
聞こえたポルトガル語を入れる
次に、手拍子を打った時に何の音を発音しているか、注意してみてください。
例をあげます。
最初に「Estamos juntos aqui」という歌詞があります。
単語が聞き取れなくても、太字で示した「ta」「jun」「a」が手拍子と合うのに気かついたでしょうか。
もう一つ、
「Crendo no nosso amanhã」
という歌詞では、太字で示した「en」「no」「sso」「a」「nhã」が手拍子と合ったと思います。
聞きながら聞こえたとおりに歌ってみます。
何度も聞いているうちに、知っていたり聞き取れたポルトガル語が出てくるかもしれません。歌えるところだけ歌います。
ちょっと難しいですよね。でもここまではあやふやで大丈夫!
さていよいよ歌詞を見てみます。
ポルトガル語の歌詞を見る
歌詞を見ながら聴いたら再生速度を落として歌います。歌うのは聞こえてきた音。一つ一つの単語を読まないようにしましょう。
歌詞の一部を引用します。
「Dentro da casa」より 歌詞:マルシア
Estamos juntos aqui
ここで一緒にいる
Nesse som nesse mundo
このサウンド この世界で
Fechando as portas assim
このようにドアを閉じて
Crendo no nosso amanhã
それぞれの明日を信じながら
Olha aqui! Vem curtir
ねえここ見て!一緒に楽しもう
ここでも手拍子を取るのを忘れないようにしましょう。手を打った時にどんな発音をしていますか?何の単語が聞こえましたか?
聞こえた音と聞き取れた単語を足がかりにして、リズムに合わせて歌います。
どうですか?歌えましたか?
うまく歌えない原因
うまく歌えない人、それ普通です。大丈夫。
歌えない原因は2つあると思います。
- 歌詞を「読んで」しまって聞こえたとおりに歌っていない。
- 始めから繰り返している。
聞こえたとおりに歌おう
拍子を取るのを忘れていませんか?単語一つ一つをバラバラに読んではリズムにはまらずスムーズに歌えません。
例えば、
「Fechando as portas assim」
では、
「フェッシャンド アス ポルタス アスィン」
ではなく
「フェッシャンドアス ポルタッサッスィン」
「Olha aqui!」
は、
「オーリャ アキー」
ではなく、
「オリャキー」
に聞こえませんか?聞こえたとおりに歌いましょう。
練習はそこだけゆっくり
最初から歌って途中で間違えるとまた最初から歌う。
毎回こうしていると、最初の部分だけ上達して、うまくいかないところ以降は上達しません。しかも、これを繰り返すと、同じところで止まる練習をすることになってしまいます。
これを避けるために、うまくいかないところだけを拾ってゆっくり練習して、できるようになってから徐々にスピードを上げましょう。
こうして苦手部分をピンポイントで練習してから、フレーズを始めから通してみます。フレーズごとに練習したら曲全体を通してみてください。
これで歌えるようになります。
最後に
歌えるようになる練習のコツは
- まずメロディを覚える
- 拍子を取りながら聞こえたとおりに歌う
- 見るのはポルトガル語の歌詞だけ
- リズムに合わせて歌う
この4つです。
この方法はもちろん他の曲にも応用できます。他の好きな曲にも挑戦してみてください。
私は、発音が会話のときと違って聞こえるので、歌をポルトガル語の勉強に使うことについて普段はあまりオススメしていません。
でも、ポルトガル語に親しむキッカケになるし、この曲は楽しく覚えられそうだと思ったので紹介しました。勉強だと思わないで、リズムにのって楽しく歌ってくださいね。音楽は楽しんでこそです。
動画にはポルトガル語とともに日本語訳も表示されます。楽しく力強い歌詞ですね。最後まで聞くと、終わり近くの歌詞に「手をつなごう」とそこだけ日本語になっているところがあります。私はそこが好きです。
最後になりましたが、このブログで歌詞を使うことを許してくださったマルシアさんにお礼を申し上げます。ありがとうございました。
参照リンク
星野源♪
https://www.youtube.com/channel/UCPKlrgZXnnb89nSeITvTdGA
マルシアYouTube
https://www.youtube.com/channel/UCPkrAnUGfh0K54eGR8_YYHg
画像
Photo by Kari Shea on Unsplash
Photo by Jason Rosewell on Unsplash
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