こんにちは。
私は細々とですが、ポルトガル語の翻訳とポルトガル語音声の文字起こしをしています。
今回は、そんな私のポルトガル語の辞書のおすすめの使い方と、私が持っているポルトガル語の辞書6冊の紹介をします。
辞書の使い方と辞書選びの参考にしてくださいね。
ポルトガル語 辞書の使い方と持っている辞書
辞書は語学学習の必須アイテム。自分に合うものを選んでうまく使うことができれば、語学学習の強い味方になってくれるはずです。
初心者の方は一冊の中に日葡もついている葡日辞書を。ポルトガル語の意味も調べられるし、ポルトガル語で文章を書きたいときにも便利です。
中級以上の方はブラジル人がポルトガル語の意味を調べる葡葡辞書にも挑戦してみてください。さらに類語反対語辞典も見てみると、言葉の世界がぐっと広がります。
私の辞書を紹介する前に、まずは辞書の使い方について書きます。
辞書の使い方 ポイント2つ
ポイントは2つ。
- すぐに辞書に手を伸ばさない。
- ネイティブに聞く。
すぐに辞書に手を伸ばさない
わからない単語は会話の中でも読んでいても必ず出てきます。私もしょっちゅうです。そのつど辞書で調べていては、会話の流れが止まってしまうし、読み物も進みません。
だからすぐに辞書で調べないで、意味を自分なりに当てずっぽうでも構わないので想像してみてから開くようにします。辞書はその答え合わせとして活用します。
この方が意味が頭に残りやすくなるし、想像力が鍛えられてスムーズに会話ができるようになります。
ネイティブに聞いてみる。
「辞書を使わず、自分でネイティブに聞いてみましょう。」
実はこれ、私が以前ポルトガル語の先生に言われたことなんです。
この先生に、わからない言葉はレッスンやネイティブに聞くように言われ、辞書の使用を禁止されました。口と耳を使うことは言語の習得に大切なことです。
ただし、ポルトガル語の先生以外の人に聞く時は、相手と時と場所を選びましょう。
先生は教える仕事なので教えてほしいですが、そうでない人には質問に答える義務はありません。私達日本人も、急に外国人に日本語についてしつこく聞かれると困りますね。
それでは、私の本棚にある辞書を紹介します!
葡日辞書(ポルトガル語→日本語)
よく使う辞書ですね。これは学習にも仕事にも必要です。でも頼り過ぎはダメ。
必須辞書「現代ポルトガル語辞典 和ポ付」
他の本はともかく、辞書だけはさっさとカバーを外してしまう派です。辞書は道具。ジャマになりそうなものは外します。なのでこの辞書も丸裸。今も使っています。
この辞書は定番のポルトガル語辞書ではないでしょうか。初めての方にもおすすめの必須辞書です。少しですが日葡も載っているので、とりあえず買うならこれです。
持ち運べて便利「ポルトガル語小辞典」
これもケースは捨てました。昔は辞書はこれくらいしかなくて、葡日と日葡が入っています。簡単な文法の解説や動詞の活用表が便利です。小さいサイズなのでバッグに入れて出かけていました。
この辞書は前に記事に書いて紹介したことがあります。
↓
『初めて買ったポルトガル語の辞書』
バッグに入れて持ち運びたい方におすすめ。
日葡辞書(日本語→ポルトガル語)
日本語からポルトガル語の単語を探す辞書です。
私は葡日辞書より使う頻度は少ないです。でもポルトガル語文を作るときに必要。持っておきたい一冊です。
これも使う時には単語を想像してから引くようにしましょう。
ポルトガル語文を作るなら必須!「現代日葡辞典」
今はコンパクト版も発売されているようです。
葡葡辞典(ポルトガル語→ポルトガル語)
ポルトガル語をポルトガル語で調べる辞書で、ネイティブが使うものです。なぞなぞみたいだなと思います。
中級になったらぜひ手にとってみてください。選ぶときには例文がしっかり載っているものを。
中級になったらぜひ手にとってみてください。選ぶときには例文がしっかり載っているものを。
小さい葡葡辞典「o Dicionário da Língua Portuguesa」
Aurélioのミニ辞典です。
これは正直言ってあまり気に入ってはいません。サイズが小さい点では使いやすいのですが、例文がないのが残念。でもいつも机においてあります。
葡葡辞書はいくつもありますが、このAurélioとMichaelisの2つが有名。でもMichaelisの方が評判がいいようです。
大きい重い!「O dicionario da lingua portuguesa」
これもAurélioの辞書。そしてとにかく重い。そして大きい。
仕事があるときは机に開きっぱなしで置いてありますが、それ以外は本棚にしまってあります。これは正直実用的ではないかな。
葡葡辞典をこれから買うならMichaelisをチェックしてみてください。例文が出ています。私も買い換える時にはそうする予定です。
この他にも使っている辞書があるので次に紹介します。
その他
文法書とか他にもいろいろありますが、中でもおすすめの一冊です。
言葉の世界が広がる「Dicionário de Sinônimos e Antônimos」
類語反対語辞典です。
これはペラペラめくるだけで楽しい一冊。ポルトガル語の文章を作るときにも言葉を選ぶ幅がぐっと広がるし、意外な言葉が類語としてあがっていたり。中級以上の方に開いてみてほしい辞書です。
私のは古いので、新しい版を近いうちに購入予定です。
最後にまとめておきますね。
最後に
使い方のポイントとしては、
- 辞書はすぐに手を伸ばさないで意味を想像してから開くこと。
- ネイティブに質問してみること。
この2つ。
それから辞書。
初めての方を含めすべてのポルトガル語学習者におすすめなのは、白水社の「現代ポルトガル語辞典(3訂版)和ポ付」。
中級以上の方は葡葡辞典にも挑戦してみてください。あとは必要に応じて。
辞書アプリも便利です。前に書きました。↓
『ポルトガル語の辞書アプリおすすめ4つ』
他にも辞書はいくつも出ています。自分に合うものを選んでくださいね。
こうして見てみると、私の辞書は全部古くなってますね。言葉は生き物。辞書は新しいものを使うようにしましょう。買い換えなくちゃ…
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